わんちゃん好きのコミュニティの場「N.E.W奥長良キャンプ場&WANKO」 イメージ

【編集部 宿泊施設探訪】 わんちゃん好きのコミュニティの場「N.E.W奥長良キャンプ場&WANKO」

冬はウィンタースポーツのメッカ、夏は避暑地として人気が高い、高鷲エリア。
ここは別荘地という土地柄、わんちゃんと一緒に入店できるスポットが多く、わんちゃん連れにはぴったりの旅先です。

そのなかでも愛犬家にやさしいキャンプ場が「N.E.W奥長良キャンプ場&WANKO」。全国のわんちゃん好きな人同士が集うコミュニティになっているという噂を聞いて、編集部が取材に行ってきました!

わんちゃん連れのためのキャンプサイト

「N.E.W.奥長良キャンプ場&WANKO」全景航空写真

郡上市の中心市街地から、およそ36km。
東海北陸自動車道の高鷲I.Cから車で15分ほどで「N.E.W奥長良キャンプ場&WANKO」に到着します。周囲はスキー場が集中するエリアで、スキー場の看板が並ぶ山道を走ると、管理棟が見えてきます。

こちらのキャンプ場の大きな特徴は、わんちゃんをはじめ、家族同様のペットと一緒に泊まる人限定ということ。

オーナーの櫻本(さくらもと)さんいわく、「動物が嫌いな方はお断りしているんですよ」とのことで、周囲はわんちゃんが大好きな人ばかり。まったく気をつかうことなく、思い思いの時間を過ごすことができます。

わんちゃんとキャンプを楽しむファミリー

キャンプサイトをのぞいてみると、どのサイトにもわんちゃんが。
元気にサイト内を走っているわんちゃんや、まったりと木陰で過ごすわんちゃんなど、それぞれ楽しそうに時間を過ごしています。

サイト区画イメージ

こちらがキャンプサイトです。数は全部で32区画。
個々のサイトに囲いがあるので、わんちゃんのリードを外して自由に過ごすことができます。このなかに、テントを張って利用します。

「小型・中型犬用」「大型犬用」の2種類あり、大型犬用サイトは、区画の広さに加えて、囲いがちょっと高めです。
どのサイトも車1台、テント1張、タープ1張が入るほどの広さ。
もっと広い方がいい! という方には、通常のサイズの1.5倍の面積があるVIP区画もあるので、グループでキャンプする方にはこちらがオススメです。

リードを外してわんちゃんと遊ぼう

ワンコ池に入って楽しむ人々

オススメは、わんちゃんも一緒に入れる「ワンコ池」。
オーナーの櫻本さんによると、夏場はこの池で「ずっと泳いでいる人も多い」というほど人気のスポットなのだそうです。

ほかにも定番のドッグランでは、タイヤが地面に置いてあり、それを飛び越えたり、のぼったり、くだったりできる小さな坂など、ワンちゃんが遊べる遊具も用意されていますよ!

ワンちゃんも入れるシャワー付き

炊事棟

キャンプサイトは直火OKなので、基本的にはサイト内でそれぞれご飯を調理するスタイルです。炊事場は2か所。どちらも屋根付きで、水道が設置されています。

車で10分ほどのところに、道の駅「クックラひるがの」があり、地元のハム類やひるがのの乳製品が手に入るので、BBQするには最高です。

サニタリー棟(シャワー・トイレ) 外観

キャンプ場の中心には、トイレ・シャワー棟があります。
トイレは和式・洋式どちらも用意されています。シャワーはコイン式(3分100円)で、24時間使うことができます。女性3室・男性2室分があるほか、わんちゃん用のシャワーも設置されていますよ。

キャンプ場を超えた、わんちゃん好きのコミュニティの場

広々としたキャンプ区画

お客さんを惹きつけている理由は、お客さんもみんなわんちゃん好きなので、お客さん同士がすぐに仲良くなれること。

櫻本さんによれば、
「まったく知らないお客さん同士が一緒にお酒を飲んでいることが多く、なかには、ここで知り合って、次の年に一緒に泊まりに来る方もいらっしゃるんですよ」とのこと。

口コミをきっかけに遠方からのお客さんも多く、キャンプ場の枠組みを超えたコミュニティの場になっていることを感じさせます。それこそがリピーターが多い理由なのかもしれません。


近隣のお立ち寄りスポット

近隣でわんちゃんと一緒に遊びたいという方におすすめなのが「ピクニックガーデン」です。ドッグランが用意されているほか、ワンちゃんも一緒にスキーリフトに乗って、桃色吐息と評される4万株のペチュニアに代表される景色や、カフェを楽しむことができますよ。


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